遠藤 新(えんどう あらた、1889年6月1日 - 1951年6月29日) 日本の建築家。フランク・ロイド・ライトに学び、そのデザイン・空間を自己のものとして設計活動を行った。福島県相馬郡福田村(現新地町)出身。第二高等学校を経て東京帝国大学建築学科卒業。明治神宮の建設に関わった後、1917年、帝国ホテルの設計を引き受けたライトの建築設計事務所に勤める。ライトは解雇され、途中で帰国してしまうが、遠藤ら弟子が帝国ホテルを完成させた。また、自由学園、山邑邸も、ライトの基本設計を元に完成。独立後もライトに心酔し、ライトばりの建築を設計し続けた。このため、ライトの使徒とも呼ばれ、独創性がないと軽視されることもあった。しかし、ライトの設計思想をよく理解した遠藤の作品は、ヒューマンスケールな広がりのある空間で多くの人に親しまれており、再評価が行われている。 |
学校施設 自由学園 明日館講堂 東京都豊島区西池袋2-31-3 設計:遠藤新 竣工年:1921年(大正10年) |
邸宅 近藤賢二邸 神奈川県藤沢市鵠沼東8-1 設計:遠藤新 竣工年:1925年(大正14年) |
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邸宅 的場邸 宮城県仙台市青葉区錦町1−9 設計:遠藤新 竣工年:1927年(昭和2年) |
宿泊施設 甲子園ホテル 武庫川学院 甲子園会館 兵庫県西宮市戸崎町1-13 設計:遠藤新 竣工年:1930年(昭和5年) |
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学校施設 真岡尋常高等小学校 久保講堂 栃木県真岡市田町1345-1 設計:遠藤新 竣工年:1938年(昭和13年) |
宗教施設 日本バプテスト 目白ヶ丘教会 東京都新宿区下落合2-15-11 設計:遠藤新 竣工年:1950年(昭和25年) |
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