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山下 啓次郎 (やました けいじろう 1868年1月12日 - 1931年2月6日)
明治・大正期の建築家である。 東京帝国大学工科大学卒業。司法省に勤め、五大監獄(千葉・金沢・奈良・長崎・鹿児島)を設計する。1867年(慶応3年)鹿児島郡西田村に、薩摩藩士山下房親の次男として生まれる。1876年に上京し、第一高等中学校を経て帝国大学工科大学へ進み、辰野金吾のもと建築を学ぶ。1892年工科大学卒業後、警視庁入庁、1897年司法省に移り営繕担当となる。1901年欧米の監獄を視察し、翌年帰国。五大監獄に従事する。1930年司法省を辞し、法政大学工業学校校長に就任。
       
司法/警察/消防
千葉監獄 正門

千葉刑務所

千葉県
千葉市若葉区貝塚町192
設計:
山下啓次郎
竣工年:1907明治40年
司法/警察/消防

金沢監獄 正門
愛知県明治村5丁目ー52
設計:山下啓次郎
竣工年:1907年(明治40年)
       
司法/警察/消防

金沢監獄 監房
愛知県明治村5丁目ー62
設計:
山下啓次郎
竣工年:
1907明治40年
司法/警察/消防
奈良監獄 正門
奈良少年刑務所
奈良県奈良市般若寺町18
設計:山下啓次郎
竣工年:1908年(明治41年)
       
司法/警察/消防
奈良監獄 本館
奈良少年刑務所
奈良県奈良市般若寺町18
設計:
山下啓次郎
竣工年:1908明治41年
司法/警察/消防

名古屋控訴院
地方裁判所区裁判所庁舎
名古屋市市政資料館
愛知県名古屋市東区白壁1-3
設計:山下啓次郎/金刺森太郎
    /司法省営繕課
竣工年:1922年(大正11年)